MACHIKOご愛用者紹介・輝く女性たちVol.101
鈴木隆子さま

MACHIKOをご愛用くださっているお客さまをご紹介する「輝く女性たち」。 Vol.101に登場していただいたのは、聴覚障がい者のための「手話で行う日本語講座」などを通じて、聴覚障がい者と聴者との架け橋を担っている鈴木さまです。

日本語教師としての経験と手話通訳のスキルを活かして、聴覚障がい者向けの日本語講座を開講するなど、聴覚障がい者が抱える問題の改善に取り組んでいらっしゃる鈴木さまに、MACHIKOの使い心地、聴覚障がい者雇用の現状などについてお聞きしました。

3ステップですむMACHIKO。無香料で、肌に優しい点もお気に入り。

 英語やフランス語などの外国語の通訳は、姿が見えなくても声が届けば仕事になりますが、手話通訳という仕事は、私自身を見ていただくことになります。また、手話のWeb講座やDVDに出演することもあるので、見てくださる方が不快にならないように、体型維持やハンドケアなどには気を配っています。
 日本語講座に手話通訳、講演など毎日休みなく働いていて、自分のための時間がなかなかとれないので、3ステップで済むMACHIKOはとても助かります。無香料で、肌に優しい点も気に入っています。生徒さんからも、「先生、お肌がツルツルですね」と言っていただけるようになりました。







「手話」を使う人にとって、日本語は第2言語
一人でも多くの聴覚障がい者に、その壁を乗り越えてほしい

 結婚・出産で、一生の仕事と考えていた日本語教師から離れていた時期に、手話に出会いました。手話は日本語とは異なる言語で、例えば「おばあさん」「老女」「年増」はどれも同じ形で示しますし(手話の語彙は日本語の約十分の一)、助詞もなければ、語順も異なります。そのため、手話を母語とする人が文章を書くときには、「てにをは」や形容詞の語尾変化などを間違いがちです。日本人が日本語を間違えると「能力が低い」と見られ、仕事を任せてもらえなくなる。職場でそういう悩みを抱えている聴覚障がい者が、たくさんいらっしゃることを知りました。同時に、彼らの間違い方が、日本語を学ぶ外国の方に似ていることにも気付きました。そこで、外国語を学ぶアプローチで、手話で日本語を教える教室を始めたのです。
 障害者雇用促進法の改正や障害者差別解消法で、企業側の聴覚障がい者の受け入れは拡大したように見えますが、社内における理解や配慮が十分でないため、情報やコミュニケーションは依然として阻害されたままというのが現状です。聴覚障がい者は、大勢の中で自分だけ状況がわからなくて、大きな孤独感を感じています。手話をいくつか覚える、会話をテキストに変換してくれるアプリ「UDトーク」を利用することはもとより、そうした聴覚障がい者の現状を理解していただくことが大きな支援となります。今後も、手話で行う日本語講座や手話通訳、また聴者の方への手話講座や講演を通じて、聴覚障がい者と聴者が共存できる社会を目指したいと思います。





プロフィール:

テンダー日本語教室代表、手話通訳士、日本語教師

 鈴木 隆子

立教大学文学部英米文学科卒。
大学時代は東京六大学野球のチアガール。
手話通訳士/日本語教師(日本語教育能力検定試験合格)/宅地建物取引主任者
テンダー手話&日本語教室代表
2012年衆議院選挙にて、野田佳彦首相(当時)の政見放送手話通訳を担当。
「聞こえる方と聞こえない方の架け橋になるよう、力を尽くしたいと思います」。




*お写真の花束は関屋紀子さま(Vol.16)主宰Floral Medallionとのコラボレーションとなります。

*画像の転載はご遠慮ください。輝く女性に関するお問い合わせはこちらから









●○スタッフより●○

ついに101回目を迎えたMACHIKO連載「輝く女性たち」。気持ち新たに、Vol.101には日本語教師で手話通訳士の鈴木隆子さまにご登場いただきました。柔らかな物腰と明るい笑顔が印象的な鈴木さまに、「聞こえる方と聞こえない方の架け橋になる」という熱く強い想いをお話いただきました。恥ずかしながら、聴覚障がいを抱える方々が「聞こえない」ということ以上に日本語能力という点で大変な苦労を強いられているとは、鈴木さまにお会いするまで全く知りませんでした。

鈴木さまが主人公の1人として登場し、巻末の手話講座を監修された「ろう者の祈り」(中島隆著/朝日新聞出版)は、1人でも多くの方に手に取っていただきたい本です。手話を身に着けることは簡単なことではないですが、現状を知る。そんなほんの少しの積み重ねが、鈴木さまが目指す社会の実現へとつながっていくのではないかと感じました。

▶︎手話通訳.com
▶︎テンダー手話教室
▶︎テンダー 日本語教室







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